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ホリゾン・ジャパン 大阪で「Horizon Smart Factory 2022」、ロボットや機器間連携で自動化実現/9月28~30日

ホリゾン・ジャパンは9月28日から30日までの3日間、大阪市のマイドームおおさか1階展示ホール(A)で、「Horizon Smart Factory 2022 ~Start of a new era from Osaka」を開催する。

会期中は“つながる Factory Automation”をコンセプトに、省力化に特化した先進的なシステムを紹介。会場ではロボット投入製本システム、ロボットパレタイズシステムなどの自動化システムが展示、実演される。

「ロボット投入製本システム」は、無線綴じ製本の完全自動化を実現するシステム。オフラインフィーダー「HOF-400」に印刷物を積載し、1冊ずつのブックブロックを作成し、協働ロボットがブックブロックを掴んで無線綴じ機「BQ-270V」 に自動で投入する。表紙と本身のマッチングをしてから無線綴じを行い、「HT-300」で三方仕上げ裁ちをする。

ロボット投入製本システム

「紙折機AFV-566FKT+ロボットパレタイズシステム」は、ロボットパレタイズでワンオペレーションを実現する。協働ロボットが折丁をパレットに積載するシステムで、折り作業から荷崩れしにくい効率的なパレタイズまで完全自動化を実現する。

「無線綴じ製本システム」は、無線綴じ機と三方断裁機をインライン接続することで無線綴じ製本を自動化する。製本工程の自動化を実現する次世代機iCEシリーズの無線綴じ機「BQ-500」はセット替えの高速化により、小ロットや1冊ずつ厚さが異なるバリアブル製本時にも高い生産性を実現する。三方断裁機「HT-300」は、一枚の断裁刃で天地、小口の三辺を断裁。断裁前と断裁後の寸法をタッチパネルに入力するだけで設定が完了し、最高300サイクル/時の高い生産性を持つ。

「紙折機AFV-564SF+糊付け装置CGU-51」は、全自動調整機能を搭載し、高品質で安定した折りと、オプションの糊付け装置で付加価値の高い加工が可能。「AFV-56Sシリーズ」は、用紙サイズや折形などをタッチパネルに入力することで、セットアップを自動で完了できる。スキルレスな操作性で、熟練技能に頼らなくても安定した折り精度を備える。また、糊付け装置「CGU-51」を装着することで、8ページや12ページの糊綴じ製本など付加価値の高い加工が可能になる。プラスチックを使用しない環境に配慮した紙製ファイルの製造も可能。

ペラ丁合鞍掛中綴じ製本システム「StitchLiner Mark III」は、多品種少量生産に対応するために全自動化することでセット替えの時間を極限まで短縮した。用紙搬送、筋入れ折り、針金長さの調整、断裁前の位置調整など、全ての面で精度、品質、効率が向上している。A4S 綴じ冊子で最高6,000冊/時間、A4E 綴じ冊子で最高5,300冊/時間で処理する。

「シートカットシステム+部分可変検査システム」は、印刷後の検査・加工までの流れを自動化。ホリゾンのシートカット装置 SmartSlitter に、ダックエンジニアリングの Prenity 部分可変検査システムを搭載することで、印刷の品質検査をしながら加工までの流れを自動化する。

「ロータリーダイカットシステム+協働ロボット」はプリンターと型抜き装置「RD-N4055」、集積装置「CSD-40RD」、自動帯掛けロボットをインライン化したシステム。会場では名刺生産の自動化を提案する。

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