紙や紙製品の企画・販売を行っているペーパルは、kitafuku（キタフク）と、クラフトビール醸造過程で廃棄となるモルト粕をアップサイクルしたクラフト紙「クラフトビールペーパー」の新製品として、ギフトボックスやダンボールに利用できる新素材「クラフトビールカード-FS」を開発。２月中旬より販売を開始する。

同社では、この取り組みを通して、クラフトビールペーパーが目指す“廃棄となるモルト粕が価値ある製品に生まれ変わる”新しいアップサイクルの仕組み実現に向け、幅広く活用できる製品にしていく。

新素材「クラフトビールカード-FS」の特徴は、厚みおよび強度があるため、小さめの箱なら１枚で、大きめの箱なら段ボールに加工して使用できる（310g/㎡ 紙厚約0.38㎜）。モルトを微かに感じ艶のある上質な表面を実現しておろい、高級感のある箱やカードに最適。加工や印刷がしやすく、平滑性の高い表面など。

従来のクラフトビールペーパーよりも分厚く強度の高いカード紙となっている。色合いにモルト粕を感じさせる、艶のある上質なクラフト紙であり、FSC認証も取得している。

今回の製造では、クラフトビールペーパーを販売当初より活用いただいている、横浜みなとみらい・NUMBER NINE BREWERY（ナンバーナイン・ブリュワリー）様のモルト粕約100kgを再利用している。

「クラフトビールカード-FS」は２月中旬より在庫販売を開始し、従来のクラフトビールペーパーと合わせた規格を在庫している。

詳細についてはクラフトビールペーパー専用サイトから