フォーム工連 アンケート調査、BPOに高い可能性
日本フォーム印刷工業連合会は10月29日、日本印刷会館で市場アンケート調査報告セミナーを開催し、先般実施した「フォーム印刷業界の現状と課題に関する調査」の結果を報告した。アンケートの対象はフォーム印刷を手がけている会員企業。
調査では前年の消費税率改正の特需の反動から売上を落としたと回答する企業が多かった。フォーム印刷の売上が減少した一方、データプリント関連の売上が増加したと回答する企業が減少と回答した企業を上回った。
注目されるのはBPO（ビジネスプロセスアウトソーシング）業務に取り組む企業、取り込む予定の企業が増えている点。BPO分野の売上が減少した企業はゼロだった。BPOに取り組む上での課題に半数以上の企業が「従業員のスキル不足」を挙げた。