ヒラタ印刷・万象堂 伝説のブルースマンの和訳を堪能できる「ロバート・ジョンション の日本語訳歌詞集」電子版発刊
神戸市のヒラタ印刷株式会社万象堂事業部が運営している美術と音楽の書物を出版する『万象堂』は、デルタブルースの伝説である「ロバート・ジョンソンの日本語訳歌詞集(電子版)」を発行した。
ロバート・ジョンソンの生誕112周年の年にあたり、全29曲の日本語訳の歌詞集が楽しめる内容になっている。
ロバート・ジョンソンは、生涯でわずか29曲を録音し、27歳の若さで謎の死を遂げたブルースマン。
表現力豊かなギター弾き語り、深い内省が貫かれた歌詞でブルースを変革させた希有なミュージシャンで、その後の音楽に多大な影響を与え続けている。同書は、全曲について、ロバートの歌った意味を日本語に置き換えた歌詞集。誕生前、人生、死後の年譜にて、ロバート・ジョンソンの人生を立体的に浮き彫りにしている。
すでに同書は〔第二版〕まで改訂を重ねており、2004年発行の初版から全曲を見直して翻訳を改訂した。歌詞の新たな解釈や見直しの詳細を『第二版翻訳ノート』として掲載している。
今も聞き取りが一定しない曲として知られる『Last Fair Deal Gone Down』の解釈や、『Sweet Home Chicago』に登場する“California”、南部伝承としても知られる『Hell Hound』など、生誕100周年以降に明らかになった多彩な逸話を元に、さらに深く聴き込んだ改訂版の新訳となっている。
「ロバート・ジョンソンの日本語訳歌詞集(電子版)」
著者:ロバート・ジョンソン
訳者:鳥海森介
価格:880円(10%税込)※希望小売価格
*書籍の詳細はは万象堂案内ページから