ハイデルベルグ B1判デジタル機プライムファイアとVLFオフセット印刷機の生産中止へ
ドイツのオフセット印刷機メーカー、ハイデルベルグ社は、構造コストの短期的な削減と収益性の長期的な改善のために、広範囲にわたるアクションパッケージを採用した。収益性の高いコアビジネスに焦点を当て、コストベースを体系的に合理化するとしている。
アクションパッケージの中には、B1判デジタル印刷機「Primefire 106」、VLF(ベリーラージフォーマット)オフセット印刷機の生産停止も含まれている。Primefire 106については予想よりも市場の成長が緩やかなことを挙げている。また、VLFオフセット印刷機については市場構造の根本的な変化により、販売目標を大きく下回っていることを理由としている。同社では全体的な収益性をできるだけ早く改善するために、遅くとも2020年末までに両事業の生産が中止されるとしている。