ハイデルベルグ・ジャパン オープンハウスPush to Stop 2021開催し、パラダイムシフトの必要性を発信

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東京カスタマーセンター会場いっぱい展示されたさまざまなソリ ューションを紹介したメインデモンストレーション

ハイデルベルグ・ジャパンは、12月1日から12月3日まで、東京本社の同社カスタマーセンターにおいて、万全な新型コロナ感染対策のもと、オープンハウス「Push to Stop 2021 Always A Step Ahead ~今、必要なのはパラダイムシフト~」を開催した。

オープンハウスは、午前にパッケージ印刷、午後はコマーシャル印刷という内容で、それぞれメインデモンストレーションとブレイクアウトセッションの2部構成で行った。3日間にわたるイベントには、全国各地から延べ290名が参加頂した。

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あいさつするバウアー社長

オープンハウスの冒頭、挨拶に立ったハイデルベルグ・ジャパンのヨルグ・バウアー社長は、2019 年 11 月以来となるオンサイト、リアルでのオープンハウスに多くの人を迎えたことに感謝の意を表し、ビッグデータ、IoT、AI、ロボット技術など加速するデジタルテクノロジー、そしてますます高 まる SDGsへの関心などによって時代が大きな変化をしている今、印刷業界でも従来の既成概念を捨てた新しい変化、パラダイムシフトが必要であると訴えた。「こうした時代の中、成功するためには、お客様とサプライヤーが真の意味でのパートナーになることが必要で、そのために私たちはお客様のペインポイントを深く理解したいと考えています。私たちは業界で包括的なソリューションをご提案し、生産性を向上することができる唯一無二の存在であり、お客様には、常に一歩先、 Always A Step Ahead の体験をしていただけることをお約束します。なぜならお客様の成功が私たちの成功だからです 」と、述べた。

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6つの製品群 ①CtP &ソフトウェア、② 枚葉オフセット印刷機、③ デジタル印刷機、④ ポストプレス、⑤ サービス&コントラクト、⑥ 印刷資材&サブスクリプションに分かれてエキスパートから詳細の解説が提供されたブレイクアウトセッション

プリプレスからポストプレスまでの装置、ソフトウェア、印刷資材、サービス、サブスクリプション等について、会場いっぱいにさまざまなソリューションが幅広く展示された東京カスタマーセンターでは、今年6月23日に世界同時発表され、今回が日本初登場となった7色コーター付のスピードマスター CX104 の前でメインデモンストレーションが行われた。「見て、触って、体感して頂きたい」という言葉でスタートした デモンストレーションは、Game Change (ゲームチェンジ)、end to end(エンドツーエンド), Sustainability(持続可能性)の3つのキーワードを軸に展開。メインデモンストレーションの最後には、問題が発生してからスタートするサービスではなく、問題が発生する前のサービスへ、という新しいサービスへの考え方、サービスのトランスフォーメーションが新しいデジタルテクノロジーによって益々現実となっていることが紹介された。
メインデモンストレーションの後に行われたブレイクアウトセッションでは、① CtP &ソフトウェア、 ② 枚葉オフセット印刷機、 ③ デジタル印刷機、 ④ ポストプレス、 ⑤ サービス&コントラクト ⑥印刷資材&サブスクリプションの 6 つのコーナーで、それぞれのソリューションが、装置やソフトウェアの実演をまじえながら、エキスパートによって詳しく解説した。

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