ハイデルベルグ 印刷機の自動運転「Push to Stop」をコンセプトとするスピードマスターXL106の国内導入100台達成
ハイデルベルグ・ジャパンは、今年1月、岐阜の大鹿印刷所と、東京のウエマツに、「Push to Stop」をコンセプトとするハイデルベルグのフラグシップモデル、スピードマスターXL106を納入した。この2社同時納入により、スピードマスターXL106の国内導入台数が、2004年の発表以来100台(XL105を含む)に達した。
ハイデルベルグ社が、スピードマスターXL106の前身であるXL105を発表したのは2004年のdrupa2004。XL105は、ベースフレームをはじめ、印刷機の基本設計をゼロから見直し、圧倒的な生産性と品質を実現した新世代の印刷機として登場した。以来、ハイデルベルグのピークパフォーマンスモデルとして、一般商業印刷/パッケージ印刷/Web to Printなど、業種を問うことなく世界中の印刷会社に導入されている。
drupa2012では、用紙サイズを75×106㎝に拡張したスピードマスターXL106を発表。4年後には印刷機の自動運転「Push to Stop」をコンセプトとするdrupa2016バージョンへと劇的に進化しており、この新しいXL106を導入することで、総合設備効率(OEE)を飛躍的に高めている印刷会社が、国内でも誕生している。