ハイデルベルグ プリネクトDFEをアップデート、バーサファイアに新オプション
ハイデルベルグは、プリネクトDFEをアップデートし、インラインフィニッシングのオプションとして新しいハードウェアを提供することで、バーサファイアEVとEPの商業印刷アプリケーションをアクティブに開発し続けている。これにより、ユーザーは印刷技術とプロセス両方の統合が可能となり、さらなる利益を得ることができる。
今回、新たにフィーダユニットと後加工ユニットをオプションに加えたことで、多様な生産に対応することができるようになった。新しいプロックマティックバナーフィーダは、例えばA4サイズ6ページのフライヤーなど、330×700㎜フォーマットの大ロットの印刷物の生産に適している。さらに、新たな標準・中綴じ製本フィニッシャーはデュアルコンパートメントデリバリートレイを装備し、ノンストップ生産を可能にする。加えて、中綴じ製本フィニッシャーは、30枚の用紙の折りと綴じ加工に対応。新しいエアアシストインサートフィーダは、すでに印刷された用紙または、印刷前の用紙を2つのトレイからジョブ中に挿入できる。
例えば、オフセットで事前に印刷された用紙を任意のポジションでデジタル印刷に挿入することができる。これにより、オフセットとデジタル印刷の高度にフレキシブルな生産が可能になり、それぞれの印刷方法の利点を効率良く使うことが可能。またバーサファイアを最大限に使用できるようにメンテナンスがより簡単になった。