ハイデルベルグ 「プライムファイア106」がインターテック テクノロジーアワード受賞
ハイデルベルグ社のB1インクジェットデジタル印刷機「プライムファイア106」は、PIA(米国印刷工業会)から、2018年のインターテックテクノロジーアワードが授与された。今回の受賞で39個目のインターテックテクノロジーアワード受賞となり、ハイデルベルグ社は業界の中で
最も多くアワードを受賞した会社となる。
PIAセンター副社長であるジム・ワークマン氏は、「インターテックテクノロジーアワードは、私たちの業界に対して大きなインパクトを与えることが期待される真に革新的なテクノロジーに対してのみ与えられます。今年はエントリーの半分以下しか受賞できませんでしたが、審査員は、プライムファイア106は、完全に賞に必要な要素を満たしていると結論づけました。」と述べている。
ハイデルベルグのデジタル部門の総責任者であるモンセラート ペドロ インサ氏は、「プライムファイア106は、ハイデルベルグのデジタル印刷ポートフォリオにおいて、デジタル生産を、生産、品質、統合という意味において、新たなレベルに引き上げていくフラッグシップです。ハイデルベルグのノウハウ、印刷の専門知識と、富士フイルムのインクジェットテクノロジーとのコンビネーションは、生産を強化、補完し、デジタル化しようとしているパッケージのお客様にとっては大変ユニークな提案になりました」と語っている。
なおプライムファイアは毎時2,500枚で、最初の1枚目から1,200×1,200dpiの高品質を提供し、月に150万枚の生産まで達成できるように設計。モジュラーシステムにより、そのデジタルプリンティングシステムは、さらにスピードを上げることができ、印刷機自体を交換しなくても新しい特徴を付加、アップデートすることができる。