トヨテック METIS小型スキャナー発表~表面の凹凸、エンボス、アーカイブに
トヨテックは、METIS社(イタリア)が開発したアーカイブ、建材用スキャナー「SURF 3D」をpage2018に出展し、2018年7月から発売を開始することを発表した。
SURF3Dは国内の大手建材印刷会社などに採用されている定評のあるイタリアMETIS社のDRS 2000 DCSスキャナーと同じメソッドを使用。原稿表面の色彩情報やテクスチュアのデジタル化を行う新設計の小型スキャナーで表面の凹凸をライティングの調整や様々な視覚的効果の設定でスキャンする。METIS社独自のフォーマットを持つアーカイブデータを記録し、このデータから制作者の意図する素材の質感を創り出す事ができる。特に壁紙や皮革などエンボス版制作の際の原稿のたわみ、そりの要素がメティス社独自のメソッドで瞬時に除去することが可能。入力したデータから直ぐにエンボス版データを作成する三次元のレンダリングを行う機能があり、柄クセ発生などの検証が可能となる。
原稿サイズは最大49cm×32cmまでに対応し、ソフトウエアは強力な画像認識機能が実装され、大きなサイズの原稿の場合、分割入力をした後に、画像データの繋ぎ合わせ(49×60cm)を行う機能も備えている。