トッパン・フォームズ 福島県いわき市が体調管理サポート事業で「わたしの温度」を採用

トッパン・フォームズ株式会社が開発したヘルスケア IoT サービス「わたしの温度」が、福島県いわき市が12月20日から開始した、市内在住または通勤・通学をしている18歳以上の女性を対象に「ウェアラブルデバイスによる体調管理サポート事業」の募集事業における健康管理のサポートツールとして採用された。いわき市は、「わたしの温度」を参加者に貸与し、約3カ月間使用することで、女性特有の温度リズムを把握して自身の健康管理に役立てていく。

いわき市では、2021年3月に策定した「第2期いわき創生総合戦略」において「女性活躍の推進」に取り組むことを決めており、女性が個々の希望に応じたスタイルで個性や能力を発揮できる環境、妊娠・子育て中の女性を支える環境づくりを進めるなど、さまざまなステージで女性の活躍をサポートしていく。これにより、市内外の女性から選ばれるまちの実現を目指している。
このことから、女性が働きやすい環境づくりや、QOL向上のため、生理や妊娠、出産、更年期など女性が抱える健康課題を、テクノロジーを活用することで解決する「フェムテック」の取組みを、企業と連携し進めており、温度リズム把握による女性のQOL向上を目的として「わたしの温度」が採用された。

「ウェアラブルデバイスによる体調管理サポート事業」の流れ

「わたしの温度」を使った事業の概要は、①「わたしの温度」のデバイスと専用ナイトブラは参加者に無償で貸与、②対象者はいわき市内在住または通勤・通学をしている18歳以上の女性、③参加者は「わたしの温度」を使って自分の温度リズムを把握。妊活や出産後の体調管理、健康の維持・向上といった参加者一人ひとりの目的に合わせ、健康管理に活用、④約3カ月間のモニター期間中に、健康セミナーも実施、となっている。

なおトッパン・フォームズの「わたしの温度」は、専用ナイトブラのポケットに入れたウェアラブルデバイスが、寝ている間に女性特有の高温期・低温期を計測するというもの。データはスマートフォンに自動連携され、起床時に測定データと履歴、周期予測などをアプリケーションで確認できる。
「わたしの温度」の詳細 https://watashino-ondo.toppan-f.co.jp/

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