トッパン・フォームズ 新年度メッセージを発信、”デジタルハイブリッド企業”としての価値創造を強力に推進
トッパン・フォームズは、新年度のスタートにあたり、4月1日付けで代表取締役社長に就任した添田 秀樹氏がトッパンフォームズグループ全体に向けてメッセージを発信した。
本年度は、当社グループを含むトッパングループが、経営体制の大きな変革に向けて踏み出す、重要な節目となる年です。今後、トッパングループは、2023 年10 月をめどに持株会社化への検討を進め、シナジーの最大化を目指していく予定ですので、私たちも一緒になって取り組んでいきましょう。
新年度を新体制で迎えるにあたり、私から皆さまへの最初のメッセージを送ります。
トッパンフォームズグループの、はつらつとした新しい姿に向かって進みましょう。
変革に向けて踏み出す節目の年、新たなステージで挑戦を続けましょう。
昨今の国内外の状況に目を向けますと、コロナの流行は世界的にいまだ予断を許さず、ロシアによるウクライナ侵攻に伴う東西陣営の軍事的な緊張も高まっています。
また一方で、近年、技術革新は急速に進展を続け、コロナの流行が後押しする形で、社会のデジタル化が加速度的に進んでいます。私たちの暮らしやビジネスを、デジタルを用いて根本的に変革する「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」の実現が強く求められています。混迷を深め、先行きを見通せない状況の中で、社会に貢献する企業としての価値をさらに高めていくには、自らを変革し、新たなステージで挑戦を続けることが必要です。
私たちは、創業以来、情報管理分野でのインフォメーションハンドリング、つまり、BF、DPSで培った「伝える、伝わる」技術を核に、そのノウハウをデジタル分野に発展させ、紙と電子を組み合わせることで、「デジタルハイブリッド企業」として事業を展開してきました。
その強みを活かし、トッパングループとの連携をこれまで以上に強め、総合力を高めることで、勇気を持って変革を進め、新たな価値の提供に努めていきましょう。
創立以来、全社員が胸に置き、当社グループの存在意義を明示している経営信条として「三益一如」があります。これは、会社の存在目的そのものです。
今後、当社グループの事業変革を実行していくにあたり、そのプロセスにおいて目指す事業の姿が定まりきらず、揺れ動くことがあるかもしれません。しかし、その答えを「三益一如」は見事に示しています。変化の激しい環境にあっても社会、会社、個人すべてが幸せになる事業活動を進めていきましょう。
私は当社グループの全従業員とともに力を合わせて頑張っていく決意です。どうぞよろしくお願いいたします。