トッパン・フォームズは、メッセージ配信サービス「EngagePlus（エンゲージプラス）」のサービス拡充の一環として、KDDIが開発した「本人限定メッセージ」を採用した。

「本人限定メッセージ」では、「＋メッセージ」で送付した本人確認用の事前通知から顧客自身でオンライン認証（au ID認証）することで、携帯電話番号に紐づく企業の個人情報とKDDIの契約者情報を照合し、本人認証する。本人認証ができた場合にのみ通知が届き、本通知時のリスクを低減させ、より安心安全なメッセージ配信を実現する。配信の対象は「＋メッセージ」を利用するauユーザー。

「EngagePlus」は「＋メッセージ」やSMSなどのデジタルチャネルでの通知と紙の通知を組み合わせ、顧客コミュニケーションの最適化を支援するハイブリッド配信サービス。「＋メッセージ」は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯3社が提供する、GSMAで世界的に標準化されているRCS（Rich Communication Services）に準拠したメッセージサービス。

トッパンフォームズはKDDIと協力し、「＋メッセージ」を安心安全に利用可能なデジタルチャネルとして金融機関を中心とした生活者との接点を持つ企業へ提案し、さらなる利用拡大やユースケースの創出を推進する。また今後他の携帯電話事業者が提供する「本人限定メッセージ」機能を取りまとめ、複数事業者に対応するサービスの提供を予定するなど、利用範囲の拡大に取り組む。