トッパンフォームズ 年齢層の違いで文字情報への関心異なる~脳機能計測実験で

0510_img1情報管理ソリューションのトッパン・フォームズは、人の情報認知に関する脳機能計測実験で、年齢層の違いにより、文字情報への注意・関心の反応が異なることを確認した。年配層に「縦書きの文字情報の方が高い関心を持つ」傾向があり、対して若年・中年層に「縦書きの文字情報を注視せず、関心に結びつかない」傾向がある。

実験では、縦書きの文字情報を記載したグラフィックデザインを見たときの被験者の脳機能と視線を計測。一般的に視力の衰えを自覚するといわれる45歳以上の年配層(男女7名/45歳~67歳)と44歳以下の若年・中年層(男女5名/22歳~44歳)とに分けて解析。その結果、年配層と若年・toppanf2中年層とでは、縦書きの文字情報の知覚について異なる傾向があることが分った。

同社では通信販売のダイレクトメールの他、金融機関や自治体からの通知物など、確実に伝えなければいけない情報をどのように伝達するかをテーマに、さらに実証的研究を重ねる。加えて企業のマーケティング課題や社会的課題に対する解決策の提案をしていく予定

関連記事

最新記事