トッパンフォームズ 国産初のハイブリッド型IDカード発行システム

トッパン・フォームズは高いセキュリティレベルとフルカラー表現を両立するハイブリッド型IDカード発行システムを開発した。レーザー方式とリボン方式の両ユニットの同時制御を国産で初めて実現し、高品質でセキュリティレベルの高いIDカードの連続発行を可能にした。

カードの内部を発色させるレーザー方式は、表面にインキを転写するリボン方式に比べて、高密度で鮮明な文字や画像を表現でき、耐摩耗性にも優れている。レーザー方式でカードの内部にモノクロの顔写真を、リボン方式でカード表面にフルカラーの顔写真を再現し、これらを照合することによりセキュリティを高める用途が可能。両ユニットの同時制御は同社が開発したIDカード発行ソフト「ID工房」で行う。また、それぞれのユニットはオフィス環境での使用を考慮し、小型化・低価格も実現した。

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