トッパンフォームズ 鹿児島県奄美市とデジタル社会推進に関する包括連携協定を締結、地域の課題解決へ

鹿児島県奄美市とトッパン・フォームズ株式会社(以下、トッパンフォームズ)は2月6日、「デジタル社会推進に関する包括連携協定」を、締結した。
同協定は、奄美市とトッパンフォームズが相互に保有する資源とノウハウを活かし合い、協力体制を構築することで「住民向け通知業務にデジタル技術の活用」「地域の活性化を目指した行政と市民との金流のキャッシュレスプラットフォーム構築の検討」などに取り組み、奄美市が抱える課題解決を官民連携し推進していくことが目的。
期間は、令和5年(2023年)2月6日から1年間。

奄美市では、業務プロセスをゼロから見直すことにより効率化し、これにより生み出された行政資源を、市民に寄り添う良質なサービスに活かすことを目指している。
また、「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」に取組み、デジタルの活用により、一人ひとりのニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現するデジタル社会を推進していく。

左から、安田 壮平 奄美市長、伊東 厚 トッパンフォームズ代表取締役会長

トッパンフォームズは、奄美市との連携協定における実証事業で得られたデータを分析・検証し、住民の利便性向上と職員の業務効率化を支援するとともに、デジタル先進技術を最大限活用したデジタル社会の推進に貢献する。

今後の予定は、連携の第1弾として、奄美市の特定健診未受診者に対して令和5年(2023年)2月16日にメッセージ配信サービス「EngagePlus/エンゲージプラス」を提供。受診勧奨通知の実施および次の内容について検証する。
その他の事業内容は、メッセージサービスの「+メッセージ」およびSMSの到達率と開封率の効果検証・分析、未受診者の健診予約状況の確認、「+メッセージ」を使った住民への配信活用の検討。

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