トッパンフォームズ 企業・団体の「脱ハンコ」をデジタルソリューションで支援

トッパン・フォームズは、企業や団体の申請業務、文書管理、帳票出力など一連の事務手続きをデジタル化し、「脱ハンコ」の実現による業務効率化を支援するソリューションとして、クラウド型ワークフローシステム「FastWorkflow」をデジタルソリューションにラインアップする。これにより、申請手続きにおいて押印を必要とせずWeb上で運用できるサービスの提供を開始する。

トッパン・フォームズ

「FastWorkflow」は、帳票の電子配信サービス「WebBureau」や文書管理サービス「DocValue」との連携が可能で、申請手続きからデータの保管、出力まで一括で効率化を実現するトータルソリューションを提供できる。いずれも強固な情報セキュリティ体制を構築しているトッパンフォームズのデータセンター内の閉塞網のみでデータのやり取りが完結できるため、人事データなどの個人情報もセキュアに取り扱い可能となっている。

現在、新型コロナウイルス感染症の拡大により、在宅勤務やテレワークを行う企業、団体が増加している。しかし、書類による手続きや印鑑による申請など、出社を余儀なくされる業務は依然として残っており、「脱ハンコ」や事務手続きのデジタル化が喫緊の課題となっている。

政府は、7月に決定した規制改革実施計画に、行政・企業の押印廃止や書面の電子化といった内容を盛り込んでいるほか、9月30日にデジタル庁新設に向けた「デジタル改革関連法案準備室」を設置するなど、社会全体に「ハンコ文化」からの脱却やデジタル化推進の動きが広がっている。新システムは、こうした社会のニーズに対応するもの。

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