テクノロール 印刷志の会で、合成紙・ユポの印刷を学ぶ

ユポによる印刷を学んだ台67回印刷志の会
ユポによる印刷を学んだ台67回印刷志の会

印刷用ゴムローラーのテクノロールが主催する『第67回 印刷志の会』が3月1日、埼玉県戸田市の同社関東支店で開催された。今回は『すっごくわかりやすいオフセット印刷基礎講座』の第5回目となる印刷用紙編で、ユポ・コーポレーションのから合成紙・ユポ(YUPO)の特徴や印刷手法が説明された。

合成紙のユポは一般的な用紙に比べて吸水性、通気性に大きな違いがある。講座ではユポ・コーポレーション商品開発本部グローバル・カスタマー・サポートセンターの若林敬司氏が『ユポオフセット印刷 代表トラブルと解決方法』をテーマに、ユポの印刷上の留意点などを解説した。

若林氏はユポの印刷トラブルの要因には印刷場内の温度・湿度、印刷資材、印刷時のユポの保管状態など8つの要因を挙げ、「スミ・アイの前胴ほど水を絞る」、「印刷する24時間前に印刷室へ搬入」など6つのポイントを詳しく説明した。

また、同社営業本部営業部営業2Gの樋口宗一郎氏はクイズ形式で講義。ユポ・コーポレーションの由来やユポの特徴、原料、構造などについて出題し、回答を示しながら解説した。41点満点のクイズでは37点を獲得した3名をはじめ、成績上位者に景品が贈られた。

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