ダイヤミック 三菱製版材料製品の価格の改定で値上げへ
三菱製紙とダイヤミックは、この度、印刷製版材料の価格改定を2021 年9月1日の出荷分より実施することを発表した。
改定する対象製品と改定内容(UP率)は、シルバーマスター(SLM)が12%のほか、シルバーディジプレート(SDP)、フレディアプレート(FPS)、サーマルディジプレート(TDP)、バイオレットディジプレート(VDP-F)はそれぞれ10%アップとなる。また処理薬品の現像処理剤および印刷用薬品のSLM/SDP/TDP/VDP-F/SDP-α/VDP-μ用処理薬品(汚れ防止剤AT-1,AT-2 含む)も10%アップする。
今回の価格改定について、「これまで印刷製版材料の安定した供給のため、生産効率化や経費削減などのコスト吸収に努めて参りました。しかしながら、昨今の印刷製版の市場、業態の著しい変化により、一部製品の需要減少を含む材料調達、生産コストの上昇は、弊社の企業努力のみでは対応できない状況にあります。このため誠に不本意ながら、価格改定を実施させていただきます」としている。