タカヨシ 石灰石が主原料「LIMEX Sheet」ラベルの販売開始へ、4月に80umの粘着ラベル用基材のテスト印刷実施
タカヨシ(新潟県新潟市)は8月中旬から全国に先駆けて、TBMが開発した石灰石を主原料とする新素材「LIMEX Sheet(ライメックスシート)」を使用したラベル製品を販売する。
一般的な合成紙ラベルや紙製ラベルと比較し、「LIMEX Sheet」ラベルは焼却時のCO₂を含む温室効果ガス排出量と石油由来プラスチック使用量や製造時の水使用量を大幅に削減する。同社では「LIMEX Partner」として、コスト面や品質に考慮した提供を開始する。
タカヨシ本社工場では今年4月、「LIMEX Sheet」80μmの粘着ラベル用基材の開発に向けたテスト印刷を実施。TBMの立ち合いのもと発色等の品質をチェックし、開発に協力した。
「LIMEX Sheet」80μmの粘着ラベル用基材は、ラベル用途として一般的に用いられる PPや PETシート等の合成紙と比較し、CO₂ を含む温室効果ガス排出量と石油由来プラスチック使用量を削減することができる。