タイガ 新春製本展が盛況、付加価値機器を揃える リユース機も活発な商談展開

岐阜の機材商社、タイガは1月17日、18日の両日、岐阜市茜部本郷の本社ショールームで「タイガ2025新春製本機材展」を開催した。「活性化する品質向上・付加価値」をテーマにPODから製本・加工機器を揃えて付加価値化、タイガリユース機コーナー、社会保健労務士による助成金コーナー、静電気対策キャンペーン、便利グッズコーナー、SHOEI折機テクニカルセミナーを開催し大勢の来場者でにぎわった。

盛況のタイガ製本展
タイガ市川社長

2025タイガ新春製本展は「活性化する品質向上・付加価値自動化と付加価値加工にスポットを当てた最新機器を紹介した。出展機器のホリゾン無線綴じ機BQ-300はタッチパネルディスプレイの操作ですべてのセットアップ、引出式スタッカーにより冊子の取出しが容易で大型無線綴じ機に匹敵するニッピング機構や筋入れ機構などで自動化を提案。またウチダテクノのカウントロンN2500紙枚数計数機、勝田断裁機のSH380-HOW JMC-7s、トヨテックの卓上型自動給紙筋入れカッティングプロッタDG350S-TT、グラフテックの自動給紙型カッティングプロッタ、ヒサゴのフルオートパウチ加工ラミネーターHLA-2301を揃え、デジタル印刷システムではコニカミノルタジャパンのccurioPress7136、AccurioPress C4080から製本・後加工機器まで様々な付加価値商材を紹介した。

ラミネート機と豊富な商品見本

またリユース機コーナーでは、岩崎通信機のデジタル製版機LP-530e、三菱王子紙販売の菊四裁フレキシブル CTP・SDP-Eco1630ⅢR、ホリゾンの菊判四裁ミシン機VP-53を展示・実演。さらに正栄機械製作所営業部課長山本司氏による「SHOEI折機テクニカルセミナー」を開催した。

リユース機器に注目
A3封筒フィーダーのリユース機器

市川伸司社長は「当社は1月と6月に展示会を開催している。今回も特徴ある付加価値機器と商品見本を揃えて好評だった。またリユース機器は、菊半裁2色両面機や菊四裁難ナンバリング、A3判2色機を昨年後半に納入し全国から問い合わせをいただいている。技術サービスの特長を生かしてデジタル印刷機から製本、加工機器を提案していきたい」と成果を語った。

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