スターティア クライアント意識調査 「AR採用してよかった」が 9 割
企業向けに AR(拡張現実)制作ソフト「COCOAR(ココアル)」を提供する、スターティアラボ(東京都新宿区)は、2015 年 10 月 27 日から 10 月 30 日にかけて、印刷会社と取引経験のある20 歳~59 歳の経営者・役員、会社員 441 人を対象に、「印刷・販売促進における AR の活用に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
スターティアラボが提供する、企業向けの AR 制作ソフト「COCOAR」は、1,108 社以上の企業へ導入(2015 年 9 月末時点)しており、うち印刷・広告関連業が 4 割を占めている。
AR は現実環境を拡張する技術のことで、印刷物に情報を付加することでクロスメディアという視点から、印刷業界の可能性に広がりをみせている。今回、印刷会社のクライアント(上記 調査概要の調査対象者参照)に対して「印刷・販売促進における AR の活用に関する意識調査」を行った。
調査の結果、ARを販売促進として採用した企業は、まだ 10 社に 2 社の割合に留まる。また、AR を販売促進として採用した企業の理由は「他社との差別化」(54.1%)が半数を超えた。AR を販売促進として採用した企業の反響は、「非常に良かった」(44.9%)、「良かった」(42.9%)と合わせて 87.8%(9 割)占めた。AR を販売促進として採用した企業の主な活用用途の上位は「商品パッケージ」(51.0%)、「会社・商品カタログ」(31.6%)、「チラシ・ポスター」(12.2%)だった。