ジーティービー 印刷物検査機「CorrectEye SIS」のコンパクト機を発売、解像度・精確性はそのままにB2サイズに対応

株式会社ジーティービーは、このほど、非接触スキャナー入力の印刷物検査機「CorrectEye SIS」の、コンパクトな菊半機(B2対応)を発売した。

「CorrectEye SIS」は1台で複数印刷機の印刷物とRIP後データの比較検査を行う検査機。印刷現場での印刷の刷り出し検査をサポートし、不良品の発生を未然に防ぐとともに、検査作業の標準化とオペレータの負担軽減を実現する。

検査工程では、まず不良が存在しないRIPデータを元に〝刷り出し印刷物〟を検査。全く不良のないマスター印刷物を生み出し、次の「抜き取り検査」も保証する。

page2025で紹介されたCorrectEyeSIS

検査結果は自動的に保存され、社内で共有・確認し、全ての検査をトレース可能にする。RIPデータに限らず、OK刷り出し印刷物と抜き取り印刷物の比較検査、同じ紙面上の1面をマスターとして残りの面と検査することもできる。

スキャナーは非接触式なので、印刷直後の紙面でも連続して素早く読み取る。強く折られてしまった印刷物も『強力吸着システム』により、広げて台に置くだけで、歪みなく平らにスキャンされる。

新たに発売した菊判機は、横1380㎜×縦960㎜×高さ973㎜と非常にコンパクト。読み込み解像度や精確性は従来機のままで、よりフレキシブルに運用することができる。

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