ジャグラ コンパクトDX事業を開始、生産性向上、MIS、地域活性化、業態進化を基軸に
日本グラフィックサービス工業会(ジャグラ/中村耀会長)は今期から会員のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する『ジャグラコンパクトDX ~ みんなでレボリューション』事業を展開する。4月18日、東京都中央区のニッケイビルで記者会見を開き、趣旨と事業概要を説明した。
ジャグラは前年度、“売上規模1億円、従業員10社以下”の会員の売上拡大、持続可能性を追求する切り口としてDXに着目。ジャグラDXワーキンググループを立ち上げて約1年をかけて事業の骨子を検討してきた。ジャグラコンパクトDX事業では社会のデジタル化が進む中、中小印刷業がスモールスタートできるコンパクトなツールを開発、提供していく。
事業は社内環境のDXを進めるための『生産性向上』、『MIS(経営情報システム)』、顧客接点のDXを進める『地域活性化』、『業態進化』を基軸にした4つの委員会を立ち上げ、それぞれ2年計画でツールの開発や活用方法などを検討していく。
各委員会にはジャグラ会員に限らず、17社のメーカー・商社も参画。技術的な側面から事業をバックアップする。
会員に対しては、今年6月4日に予定する第64回ジャグラ文化典愛知大会の『DX発表会』で詳しい内容を説明する。