ジャグラ年賀状デザインコンテスト カラー部門で小野高速印刷、モノクロ部門でインフォテックが会長賞受賞
(一社)日本グラフィックサービス工業会が主催する『第10回 2023年卯年 ジャグラ年賀状デザインコンテスト』の最終審査会が7月1日、東京都中央区のジャグラ本部会議室で開かれ、542点(会員341点、学生201点)の応募作品の中から、会長賞3点を含む入選作品100点が選ばれた。
会長賞は、カラー部門で小野高速印刷㈱(兵庫)、モノクロ部門で㈱インフォテック(東京・三多摩)、学生部門で日本アニメ・マンガ専門学校の佐藤胡桃氏がそれぞれ受賞した。
年賀状デザインコンテスト委員会の尾形文貴委員長は「まずは今回も11社のパートナー企業様より、ご協賛いただきました。感謝申し上げます。年賀状を出す方が年々減少する中で少しでも年賀状ビジネスを盛り上げていこうと委員会メンバー一同、知恵を絞って実施してまいりました。今年のデザイン傾向としては、卯年ということで、コロナの巣ごもり需要ではないですが、落ち着いたシンプルなデザインが多かったように感じた次第です。このため、実際に利用しやすい年賀状デザインが多く入選しました。応募傾向として常連の会員様が多くなっているので、来年は今まで応募いただいていない会員企業にもご参加いただけるように、工夫を凝らしたコンテストにしていきたいと思います」と講評を述べた。
また、今年も会員企業の年賀状ビジネスに役立つよう、入選作100点をまとめた「年賀状見本帳」を作成し、8月末に特設サイトからデータの提供を開始する。
会長賞3作品の受賞者は、11月11日、東京ドームホテルで行われる全国協議会の席上で表彰される予定。