ジャグラ、東京大会で結束高める
一般社団法人日本グラフィックサービス工業会(吉岡会長/ジャグラ)のジャグラ文化典東京大会が6月12日、東京都港区の八芳園で開催され、全国会員に来賓、関連業者合わせて460名が出席し、創立60周年の節目となる大会を盛大に祝した。「Tokyoで学び、江戸でAsobu」をテーマに東京大会では、第50回定時総会、記念式典、懇親会が開かれたほか、前日には記念ゴルフ大会やウエルカムパーティーが、大会翌日に葛飾・柴又や東京スカイツリーを巡るオプショナルツアーを実施した。
記念式典では、吉岡会長の挨拶に続き、来賓の経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課の高橋淳子課長補佐、東京都産業労働局商工部経営支援課の片山和也課長が挨拶を述べた。
表彰式では経済産業大臣表彰の松原印刷社の松原繁雄氏(代理・松原巧氏)、荒川印刷の荒川幹夫氏、やまかつの山本耕司氏をはじめ、功労者表彰、優良従業員表彰、ジャグラ作品展表彰、記念誌顕彰論文受賞者表彰を行った。表彰式後の『謄写印刷の技術』の上映会では、先達の謄写印刷の技術力の高さに会場が沸いた。
終盤には次期大会を主管する北海道大会の柳田道運営委員長に大会旗が手渡された。引き続き、吉岡会長から東京大会の中村運営委員長と早坂淳実行委員長に感謝状が贈られ、次期ジャグラ文化典北海道大会への招待の言葉が述べられ閉会した。