ジェピック 代表取締役社長に野々下寛己氏、野々下進一氏が取締役会長に就任
国内外の中古印刷機・工作機、工場環境設備を取扱う株式会社ジェピック(大阪市東成区深江南)は、11月から代表取締役社長に野々下寛己氏を選任した。なお前社長の野々下進一氏は取締役会長に就任した。
同社は、十分な生産能力を持ったまま廃棄される中古機のリユースにいち早く注目し、1969年に中古印刷機器の売買センターとして設立された。野々下寛己新社長は「廃棄コストの収益化や環境負荷の低減を実現する当社の取り組みは、沢山の方々からご支持を頂き、東京と名古屋に支社を設立し、全国的なネットワークを構築。また、印刷機器から工作機器へも取扱商品を拡げ、中古機器の専門商社として発展することとなりました。また、お客様のどんなニーズにも丁寧に応える姿勢は、さらなる事業の展開に活かされることになります。中古機器のお取引先からの切実なご要望に応えるべく探し出した製品が、当時、開発間もないシートシャッター門番でした。そこから、工場の環境改善や効率的運用のお手伝いを行う環境機器事業部が生まれ、今では皆様から多くのご愛顧を頂ける部署へと成長いたしました。
さらに、次なるステップとして、当社が着目しているのが再生可能エネルギーです。自然のリサイクルを応用したこのエネルギーは、Co2排出が少なく、循環型社会の構築に寄与するものです。これからの当社の主軸の1つとすべく、積極的に事業化を進めております。
「リユース」への取り組みからから「環境」という命題が生まれ、当社の活動ステージもグローバルに広がってまいりました。これからの50年、次の100年へと続く未来を目指し、創業以来の起業精神を大切にしつつ、新しい価値を創造し続け、社会に貢献していきたいと考えております」と就任の挨拶を述べている。