ショーワ SHOWA会総会に併せて“創業90周年記念感謝の集い”開催で300人超が参集
ショーワのユーザーによるSHOWA会の第36回総会が、10月12日、東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモンドで開催され、それに併せて「株式会社ショーワ 創業90周年感謝の集い」も開催された。
会場には、ショーワ会員だけでなく、その他のユーザーやメーカー、関係者ら総勢300人を超える人が集まった。
ショーワ会総会では、記念講演会も開催。講演では、野球評論家の広澤克実氏が、「リーダーの条件」をテーマに、プロ野球選手時代の経験から学んだリーダーについて語った。広澤氏は、野村・長島・星野という昭和・平成を代表する3人の名監督の下、現役選手として活躍していた時。当時、間近で見てきた3人の監督の違いを分かりやすく紹介したほか、大学野球時代の恩師から学んだことなどをユーモアを交えて語り、人を育てるリーダーのあり方、役割について語った。
講演会の後には、SHOWA会懇親会と併せて、「ショーワ創業90周年感謝の集いが行われた。ショーワ・幅会長による開会の挨拶で開幕。幅会長は、90周年を迎えたことに対する感謝を述べると共に会社の足跡を振りかえり、事業の礎となった“ガリ版”時代の技術とサービスに始まる事業の変遷についても述べた。中でも、ガリ版からタイプ印刷、次いでオフセット印刷、その後のデジタル印刷へという変化の時が転換点になり、それぞれのタイミングで協力してきたメーカー企業や組合団体との関わりについて紹介し、感謝を述べた。加えて、90周年を記念し、近年、立て続けに起きている災害復興の支援金として、日本グラフィックサービス工業会(ジャグラ)へ90万円を寄贈した。
来賓挨拶では、ジャグラの中村会長が登壇し、“軽印刷”時代から今日までの産業発展への貢献や技術普及への支援等の足跡を讃えた。続いて、ムサシの小林会長も登壇し、100年企業に向けた一通過点であるとして、さらなる発展に向けた期待を述べて激励した。
乾杯の発声では、SHOWA会会長を務める文京区の双文社の今井社長が登壇し、華々しく乾杯となり、歓談に移った。なお懇親会の途中には、ショーワ90年を振り返る映像も上映され、改めて足跡を紹介した。
中締め挨拶では、台東区のサンライズの添田会長が登壇。90年のお祝いと“一歩先行く”の精神で業界の牽引役としての活躍に期待すると述べた。
続いて、ショーワの伊澤社長が閉会の挨拶を述べ、これまでの90年間の支援に対する感謝の挨拶に加え、SHOWA会の起こりと足跡についても紹介。新たな時代に向けた技術情報の提供に努めることを目標として掲げ、閉会とした。