ザイコン Pre-drupaでdrupa2016出展機種を説明
ザイコンジャパンは4月19日、東京都中央区のアントワープシックス銀座で「Pre‐drupa/ベルギーヒア・ナイト」を開催し、取引先関係者に5月31日から6月10日までドイツ・デュッセルドルフで開催される世界最大の印刷機材展「drupa2016」の出展内容を説明した。
既報の通り、ザイコンはdrupaに液体トナー方式のデジタル印刷機「Trillium One」、小ロット向けの「フラットベッドダイカッター」、デジタル印刷機と加飾モジュールをインライン化する「フュージョンテクノロジー」、フレキソ製版・CTP関連製品を出展する。
注目の「Trillium One」は最大印刷スピード60m/分の4色デジタル印刷機。2タワー構造で両面印刷に対応する。両面解像度1200dpi、描画幅500㎜の高機能に加え、コストパフォーマンスにも優れる。ダイレクトメールをはじめ、カ
タログ、大量印刷が求められる出版物での活用が想定される。
トナーは自社開発の液体トナーTonnik(トニック)を採用。2μの微粒子。
Pre‐drupaにはザイコン アジア・アジアパシフィックマネージングディレクターのBent Serritslev氏も出席。ザイコンがフリントグループの一員となったこと、ミヤコシとの共同開発などを報告した。
また、同日はザイコンジャパンの東京デモルームで片面5色のデジタル印刷機「Xeikon 3050」の内覧会を開催。多くの印刷業関係者が来場した。