コニカミノルタ 自治体DX支援プラットフォーム展開開始
コニカミノルタは2021年7月1日、全国地方自治体のDXを支援する「自治体DX支援プラットフォーム」のサービスを開始する。
昨今、地方自治体では、コロナ禍や災害などで職員一人当たりの業務負荷が増える一方、職員の高齢化が進み、人手不足状態にある。コニカミノルタはシステム標準化と業務の整流化・標準化をセットで考える重要性に着目し、長年製造業で培ってきたBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング/業務改革、ビジネスプロセス見直し)手法を役立てることで、50以上の自治体と連携しながら行政の業務の整流化・標準化に応用する手法を開発。自治体DX支援プラットフォームでは、徹底して業務量や業務手順を「見える化」することにより、「公務員でなければできない業務」と「公務員でなくてもできる業務」が全庁俯瞰視点で分類できるようになる。これにより、従来公務員が担っていた業務のうち「公務員でなくてもできる業務」に関しては、RPAやAI-OCR技術などを活用した自動化、アウトソーシング等「担い手」の転換を推進する。