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コニカミノルタ 年賀状印刷サービスのフタバがバリアブルソフト「Variable Studio」を導入

コニカミノルタジャパン株式会社のバリアブルソフト「Variable Studio」が、フタバ株式会社に導入された。

フタバでは年賀状印刷サービスをはじめ、販売促進を目的としたDMなど、バリアブル印刷を活用した事業を展開している。これまでもバリアブル印刷を処理するソフトウェアを使用していたが、サポートの終了が迫っていたことから、新しいバリアブルソフトの導入を検討。以前から作業の属人化や効率化に対する課題も抱えていたことから、クラウド型のソフトであるVariable Studioの導入を決断した。

「Variable Studio」はCSVファイル等のデータベースを読み込むことで、DMや名刺、ナンバリングをはじめとしたバリアブル印刷物で、レイアウトから面付け、出力までの一連の作業を自動的に行うクラウド型のバリアブルソフト。クラウドサービスのため専用PCの準備やインストール作業も不要で、PCとWebに接続できる環境ならどこからでも作業・編集が可能となる。

フタバが評価したポイントは、従来使用していたソフトウェアの機能に加え、外字に対応していることやソフトウェア上で体裁編集ができる点。以前は体裁や外字の確認をするためにデータをPDF変換し、1件ずつ確認していたため、1万件の確認作業につき半日を費やしていた。Variable Studioを利用することで外字部分の警告表示が可能となり、作業時間を1時間にまで短縮している。また、Webに接続をすればどのPCからでも最新版のサービスを利用できるため、業務の属人化を解消することや業務引継ぎの手間の省略につながり、クラウドサービスならではのメリットを感じている。

右から、フタバ株式会社 常務取締役 事業開発部長 市川 宗一郎氏、代表取締役 市川 隆史氏、生産業務グループ リーダー 安藤 聖二氏

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