コニカミノルタ 工程自動化、白トナー搭載可能の高速デジタルラベル印刷機「AccurioLabel 400」、2023年春に発売

コニカミノルタは2023年春、白トナーの搭載を可能にするとともに、生産性を高めた高速デジタルラベル印刷機『AccurioLabel(アキュリオ ラベル)400』を発売する。

新製品は全世界で販売台数1,000台を突破したデジタルラベル印刷機AccurioLabel シリーズ初のハイエンド機。高速プリントと連続印刷長の延長、『インテリジェントクオリティーオプティマイザー(IQ -520)』による工程の自動化でオペレーションの効率化を実現した。これにより、印刷現場のタイムロスを最小化させるとともに、オペレーターの育成期間を大幅に短縮する。

高速デジタルラベル印刷機「AccurioLabel 400」

出力速度は従来比1.7倍の毎分39.9m。連続印刷長が従来機比3倍の3,000mに拡大したことで、大量印刷時でも用紙差し替え時間が短縮される。

自動品質最適化ユニット「インテリジェントクオリティーオプティマイザー(IQ -501)」をラベル印刷機用に変更した『IQ-520』は、マニュアル作業によるキャリブレーション、濃度調整、プロファイル作成を自動化し、高品質な印刷物を作成するための作業時間の大幅削減を可能にする。リアルタイム自動画質調整は従来の4色トナーに加えて白色トナーにも対応し、連続印刷中の機内温度変化に伴う色変化や版ずれを計測してリアルタイムで印刷エンジンにフィードバックする。

新製品にオプションとして搭載可能の白色トナーは隠蔽性が高く、透明フィルムやホログラムフィルムなどに印刷しても、下地が透けることがなく、高品質な印刷に仕上がる。

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