コニカミノルタ デジタル加飾で印刷物の付加価値向上、 インクジェットスポットUVニスコーター「AccurioShine 3600」

コニカミノルタジャパンは8月31日、印刷物にデジタル加飾を施すインクジェットスポットUVニスコーター「AccurioShine(アキュリオ シャイン)3600」を発売する。

インクジェットスポットUVニスコーター「AccurioShine 3600」

新製品は、UVインクジェット方式によるニス加工機とMGI社製の箔押し機「iFoil One」が一体となったデジタル加飾機。エンボス(厚盛り)効果のある3Dニス加工からメタリックな表現を実現する箔押しまで、付加価値の高い加飾印刷物をシームレスに対応する。版や型を作成する必要がないため、最低1枚から印刷することが可能。

デジタル加飾機は、アナログ工程で発生する箔押しのための金型作成やシルクスクリーン印刷の製版などで発生する中間廃材や廃液を大幅に削減し、環境への影響を最小限に抑える。また、冊子、パンフレット、名刺やポスターなど、商業印刷物の付加価値を高め、よりインパクトのある印刷物起点のコミュニケーションや収益性の高いビジネスに貢献する。

新製品は、中規模の印刷会社を対象にしたMGI社製「JETvarnish 3DS」の後継機種。今回コニカミノルタブランドとなる AccurioShine を冠し、MGI社の革新的なテクノロジーとコニカミノルタ品質の信頼性が統合された、新しいデジタル加飾システムとして、マシンサイズ・価格ともにコンパクトにして発売する。

本体標準価格は47,200,000円 (本体+iFoilOne)(税別)。

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