コニカミノルタ 高色域トナー採用「アキュリオ プレス C83hc」を発売
コニカミノルタは11月1日に、モニター画面に近い鮮やかな色合いを表現できるハイクロマトナー(高彩度トナー)採用のデジタル印刷システム「AccurioPress (アキュリオ プレス) C83hc」を発売する。
「AccurioPress C83hc」は、明るいブルー・パステルグリーン・鮮やかなピンクの高い色再現に定評のあった「bizhub PRESS (ビズハブ プレス) C71hc」に、人肌再現の滑らかさをあらためて価値提案する後継機種で、特に高い生産性と出力調整の自動化、さらに用紙対応力の強化を図っている。
「AccurioPress C83hc」は、従来機種の高画質をそのままに、出力速度がA4サイズで毎分81ページ(14%増)、A3サイズで毎分45ページ(18%増)へとアップ。さらに、厚紙対応力も向上させ、紙厚216g/m2まで速度を落とすことなく印刷が可能なため、名刺等の厚紙用途における生産性の向上に寄与する。
「インテリジェントクオリティーオプティマイザー」をオプション接続することで、濃度管理、色調管理、表裏見当調整を自動化し、印刷中もリアルタイムでそれらを監視し、生産性を落とすことなく補正も行う。
明るい空、ネオン、シルクのドレスの光など、通常のデジタル印刷ではビビッドな色再現が困難なモチーフも、ハイクロマトナーによってモニター画面に近い鮮やかな色合いの表現が可能。
長尺印刷では、従来機よりも100mm長い1,300mmにも対応し、A4・レターサイズの6面付け印刷を実現。また、長さ762mmまでの紙ならば自動両面印刷が可能で、最大1,000枚の大容量給紙ユニットも利用もできるため、同機の特長である色再現を最大限に生かしたA4三つ折りカタログや、メニュー、ブックカバー(表紙)などの印刷をより効率的に行える。