コニカミノルタ 第4四半期連結会計で業績予想を修正、1,166億円の減損損失を計上する見込み

コニカミノルタ株式会社は、5月10日付けで、第4四半期連結会計期間において、業績予想を修正し、減損損失を計上する見込みとなったことを発表した。
コニカミノルタでは、当期において等身大の経営を方針に掲げ、業績見通しの達成を目指してきた。当期末の決算プロセスにおいて、過去の買収を中心とした投資の精査を行い、国際会計基準(IFRS)に基づく減損テストを実施した結果、当第4四半期において減損損失1,166億円計上する見込みとなった。本減損損失を除く営業利益は業績見通し150億円に対して210億円となる見込み。
減損損失の詳細については、①プレシジョンメディシン分野に係る減損損失、②ドイツのMOBOTIX AG社に係る減損損失(MOBOTIX社グループに係る減損損失、 画像IoTソリューション分野に係る減損損失、 QOLソリューション事業に係る減損損失)に加え、その他の理由としてデジタルワークプレイス事業におけるITサービス会社買収に係るのれん等、プロフェッショナルプリント事業のマーケティングサービスユニットにおける買収に係るのれん等、インダストリー事業における有形固定資産など。これらの内容を計上する見込みとしている。

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