コニカミノルタ ⾃動リカバリー印刷機能を備えた「⾃動検品システム」追加
コニカミノルタは2月6日から、業界初の⾃動リカバリー印刷機能を備えた「⾃動検品システム」を発売する。
同システムは、2017年夏に発売した⾃動品質最適化ユニット「インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501(以下 IQ-501)」に新機能として搭載され、不適合品の⾃動選別と⾃動リカバリーを実現する。
1.インライン⾃動検品とプリントリカバリー機能により⼿間を省く
従来のオフラインで⾏われる印刷物の検品では、印刷終了後に⽬視で全数チェックして不適合品を取り除き、取り除いた不⾜分を追加印刷する必要がある。また、デジタル印刷で冊⼦単位の印刷をする場合、該当ページの差し替えが必要となり、検品から再印刷の⼯程で多くの⼿間と時間が掛かっている。
「⾃動検品システム」は、インラインで不適合品を⾃動検出し排出するだけでなく、不適合品の⾃動リカバリー印刷まで簡単に実⾏でき、オペレーターのスキルレベルに寄らず検品作業の負荷を低減し、ワークフローを改善する。これにより、印刷現場での⽣産性向上とオペレーションの省⼈化、コスト削減を図ることができ、印刷会社の利益向上に貢献する。
2.検品結果レポートで信頼度向上にも寄与
同システムでは、検品時に読み取ったスキャン画像とともに、⽋陥の位置、レベル、および、その履歴を表⽰する「検品レポート」機能を備え、簡単に印刷結果を確認することができる。この機能は、⼯程管理ツールとして有⽤なだけでなく、印刷クライアントに対しても⾼い印刷品質であることを訴求でき、印刷会社のさらなる信頼度向上に寄与する。