コダック UtecoにKODAK ULTRASTREAMテクノロジー装備のインクジェットシステム導入へ
このたびUteco Converting S.p.A.は、ULTRASTREAMテクノロジーを装備するコダックの最新のインクジェット印刷システムを購入する契約をコダックと締結した。
KODAK ULTRASTREAMテクノロジーは、2019年にOEMパートナーへの提供を開始する開発計画と共に、そのコンセプトをdrupa 2016で初披露したもの。コダック独自のULTRASTREAMコンティニュアスインクジェットテクノロジーは、環境にやさしく経済的な水性インクをプラスチックと紙の両方に独自に使用して、最高印刷速度150mpmで600×1,800dpiの高品質を提供する。
Uteco Groupは、フレキシブルパッケージング分野の業務用機器を製造し、供給する大手メーカー。製品ラインナップには、特殊な構成を備えたフレキソ、輪転グラビア、コーティング、およびラミネート処理を行うハイテク機器が含まれている。
Utecoが2018年6月に最初に発表したSAPPHIRE EVOソリューションは、性能と持続可能性の両面で業界の関心を集め、今も引き続き同社のデジタルポートフォリオの重要な一部となっている。同社は、KODAK ULTRASTREAMテクノロジーを使用する最初の機器メーカーの1社として、2020年にフレキシブルパッケージングの高生産性デジタル印刷機ポートフォリオを拡大していく。