コダック パートナー企業向けのPre drupa開く
コダック合同会社は5月16日、東京都千代田区の紫紺館で「Pre drupa2016 パートナーズミーティングin東京」を開き、drupa出展の新製品やソリューションについて説明した。
冒頭、藤原浩社長が2016年度のビジネス戦略を発表。経営方針として①顧客の経営パートナーに②印刷業の次の成長を支えるソリューションの提供③印刷を通じた社会や環境への貢献④印刷現場の負荷低減⑤品質とスピードの強化、顧客満足度のさらなる向上の5つを軸に展開する意向を示した。その上で、2020年までに完全無処理版コダックSonora XJプロセスフリープレートを国内市場で3割のシェアに成長させたいと中期目標を掲げた。
また、コダックのサーマルCTPプレートは発売開始から20年、販売台数2万台を突破したことから「20years/20thousand」キャンペーンを打ち出す。
drupa2016では、視認性や傷刷性、耐刷性等を向上し、更に高感度化したSonora XJの改良品を披露するほか、CTPでは、省スペースメリットを生かし、自動機能を強化したAchive/Trendsetterなどを出展。厚紙対応幅を向上したNexPressZX3900、プリナジークラウドサービス、Flexcel NXの最新モデル「Flexcel NX System’16」、次世代システム「ULTRA NX」を紹介する。
インクジェット製品では、Kodak ULTRASTREAMをはじめ、300m/分のPROSPER6000C、紙器・パッケージ向けのPROSPER6000S、水性顔料インクによる軟包装印刷対応「Kodak PROSPER S」シリーズを披露する。また自動紙繋ぎ機やインラインニスコーター、断裁・製本機などの加工ショリューションも提案する。