コダック（合同）は２月26日、「サステナビリティレポート2023〜One　World，One　Kodak」を発刊した。

　同社では、会社、顧客、そして地球のための持続可能な未来を形作ることが企業課題の最優先事項としている。レポートでは2022年から2023年第１四半期までのコダックのグローバルな事業活動を網羅しており、社内および世界中で実施されているサステナビリティプログラムの概要を紹介している。

　同書は廃棄物の削減とエネルギー効率の向上、温室効果ガス（ＧＨＧ）およびその他排出量の削減、水の節約、従業員と地域社会の関与の向上など、サステナビリティの優先的な取り組みに関するコダックの進捗状況にフォーカスを充てて紹介している。また、取り組みの成果に加え、同社のサステナビリティ戦略と２０５０年までの環境および社会目標について解説している。また、コダックの革新的な製品と技術が、エネルギー、水、化学薬品の消費量を削減し、無駄を排除することで、世界中の印刷業界の顧客がどのようにサステナビリティを高められるかを強調している。

　この同書には、国際的に認められている標準化されたフレームワークでサステナビリティを報告するために使用される、グローバル・レポーティング・イニシアティブ（ＧＲＩ）コンテンツ・インデックスが含まれている。ＧＲＩ 基準によって定義されたこのインデックスは、レポートの透明性と比較可能性を高め、コダックの顧客とパートナーに自社のサステナビリティへの取り組みに関連する情報を提供することを目的としている。