グーフ 子育て世代へのパーソナライズDMの自動生成・発送で、コズレと連携
グーフ(東京都品川区)は、コズレ(東京都千代田区)が提供する「コズレDM ユーザートリガータイプ」と、グーフのプリントサービスプラットフォーム「Print of Things」を連携し、プロダクションパートナーである印刷会社のアスコン(広島県福山市)と提供開始に先立ちトライアルを実施した。
「コズレDMユーザートリガータイプ」は、コズレが展開するWebマガジン『cozreマガジン』の訪問者の行動履歴データ(キャンペーン応募、WEBコンテンツの閲覧等)に沿ったワン・トゥ・ワンのDMを自動生成し、タイムリーに発送するサービス。行動履歴データに加えて、子供の月齢・自宅の都道府県で、DMのターゲットを絞り込むこともできる。
子育て世代へのマーケティングでは、日々成長する子供の月齢によって求められる商品・サービスが変わっていくため、商品・サービスのターゲットが短期間で入れ替わる。このため、正確なターゲティングとプロモーションのタイミングが需要になる。
グーフは、プラットフォーム「Print of Things」を通じ、パーソラナイズ化したDMやカタログなど、高度なプリントメディアをデジタル同等のスピード感で提供している。コズレは、出産予定日・出産日や住所などの情報を登録した国内最大規模の子育て世代の会員組織(約80万世帯)を構築している。アスコンはデジタルマーケティングやコンテンツクリエイティブから印刷会社を手掛ける同社のプロダクションパートナー。今回、3社の強みを持ちより、デジタル技術を通じた子育て世代への効果的なマーケティング施策に着手する。
トライアルでは『cozreマガジン』で、アンケートで高い結果を出したヒップシートキャリア「BABY&Me」が当たるプレゼントキャンペーンを開催。プレゼントキャンペーンへの応募を起点とし、応募者限定のセール情報を訴求するDMを自動生成して発送した。その結果、一般的なDMと比較して約2倍の閲覧率・行動喚起率を達成。とくにDMに記載したQRコードを経由したECサイトへのアクセス数は、DM発送数の36.6%と大きな反響を得ている。