ギフト・ショー秋2017 インパクトあるギフト商材のイベント開催される
第84回東京インターナショナルギフト・ショー秋2017が、9月6日から8日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された。第56回東京インターナショナルプレミアム・インセンティブショーなども併催され、会場は、東棟が1ホールから別館含む8ホールまでと、西棟も1ホールから4ホールまで、全ホールを使っての大規模な開催となった。
会場では、グルメ・ダイニング、ビューティー、アニメ・コミック、ファッション、ステーショナリーなど各テーマごとに関連企業が出展して販促物や配布物、贈答品、あるいは商材として様々な商品が出展された。印刷会社からも多くの企業が出展。ステーショナリーや文具といったエリア以外の、ベビー&キッズやアニメ・コミックなど得意ジャンルのエリアに出展する企業もあった。
全般的にインバウンド需要を意識して、日本情緒のある商材も多くみられ、会場においても海外からの出展者および来場者も多くみられた。日本企業では、新たな事業領域にむけた新商材・新サービスに乗り出している企業も多くあった。例えばプリクラのプリントシール機を提供している㈱メイクソフトウエアでは、お名前シールをその場で作ってくれる「Names」を出展。既存の技術に新しいニーズを反映した製品として注目を集めていた。
印刷関連企業の出展においても、インパクトある商材が多く見られた。
パッケージの富士パック㈱は富士山のカタチを模した様々なサイズの手提げ袋のみを紹介。カレンダーで有名な㈱トーダンでは、水性ペンでメッセージを描いたり消したりできる黒いカレンダー「ポップ・カレンダー2018」を紹介した。
栃木県南地域地場産業振興センターのエリアに出展していた㈲岸印刷は、高級オリジナルパッケージの制作を提案。オリジナルの文具類を制作している㈱マルモ印刷ではダイカットメモの最新版である3段式のメモ帳が紹介された。
㈲みさとみらい21では、新たな文具ブランド『mimistyle』を提案。長尺印刷とジャバラ折りを活かした子供向けメモリーアルバム「Baby’s Memory Album」を出展した。
その他にも、マスキングテープやロールふせんを紹介した㈱アンリ、360°BOOKの新メニューを出展した㈱青幻社、多品種のオリジナルクリアファイル制作を提案した大洞印刷㈱、数々のアイデア製品を提案している大同紙工印刷㈱、高精細印刷やレンチキュラー印刷を提案した㈲サンコー、オリジナルノートづくりを提案した第一資料印刷㈱、シールづくりのコスト削減を提案した㈱セアール、企画・デザイン・印刷からアッセンブルまで対応するシール印刷の㈱オム企画、松本印刷㈱はプリントショップ一作屋で出展していた。