キンコーズ 「健康経営優良法人~ホワイト500~」に5度目の選定、6年連続で「健康経営優良法人」に
キンコーズ・ジャパン株式会社は、経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2023~ホワイト500~」に認定された。これにより、健康経営優良法人には6年連続の認定となり、上位500社を選ぶホワイト500には通算5度目の選定となる。
キンコーズ・ジャパンは、コニカミノルタ健康保険組合(以下、健保組合)と連携し、生活習慣病の予防や各種健康課題に対する健康増進策に積極的に取り組み、二次健診受診率の向上や労働時間の削減などの成果をあげている。
【身体活動への取組み】
健保組合と連携して歩行および運動習慣の定着を目的とした「歩け歩け運動」を通年で実施している。歩数計およびスマートフォン対応の専用アプリを導入し、複数社の歩数計がシステムに連携できる様に拡張するなど、従業員のニーズにあったインフラ環境を整備。 評価指標としては、1日1時間以上の歩行または身体活動、または1日30分以上の運動を週2回以上実施している割合が、前年67.8%に対し、68.9%に向上した。
【喫煙への取組み】
健保組合と連携して「環境整備」「教育・啓発」「支援制度」の3本の柱をベースに対策を展開している。
【睡眠への取組み】
健保組合が主催となり、睡眠セミナーの開催や「3DSS(3次元型睡眠尺度)チェックシート」を用いて位相(リズム)、質、量の観点から自身の睡眠の特徴や課題を各自で認識できるようにし、睡眠改善に関する情報提供や快眠のためのフィットネス動画などを配信している。
【食事への取組み】
健保組合と連携して食事習慣改善に向けた情報配信(食堂POPなど)や、食事習慣改善アプリ「あすけん」を導入し、新入社員研修時には、外部メーカーとタイアップして朝食欠食対策を実施している。これにより、不適切な食事をしている人の割合(問診5項目のうち、3項目以上で該当している割合)が、前年33.6%に対し24.6%に減少した。
なお健康経営優良法人は、経済産業省と日本健康会議が、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を選定する制度。健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰している。