キヤノンPPS 高速、高解像度の印刷検査システム発売へ
キヤノンプロダクションプリンティングシステムズは8月下旬、キヤノン・コンポーネンツが開発した産業用検査装置向けコンタクトイメージセンサー(CIS)を中核とした印刷検査システムを発売する。
CIS は、印刷物などの画像検査に最適化されたユニットで、従来から広く用いられているラインスキャンカメラに比べて、コンパクトで、高速かつ高解像度の画像読み取りと広視野特性を実現。検査対象となる印刷物の読み取り幅に合わせて 2 種類のモデルから選択が可能で、様々な印刷工程の画像検査に対応できる。印刷時の汚れや乱丁などの検査だけでなく、印刷の前工程や加工・丁合・封入などの後工程を含め、従来は人の目視で確認していた検査作業を自動化し、業務を効率化する。バーコードや OCR 文字読み取りも可能で、定型フォームの印刷内容を検査することも可能。