キヤノンMJ、業務用連帳機ほか2機種を発売

s8-5 キヤノン OceMonoStream500
Ocè MonoStream500

 キヤノンマーケティングジャパン㈱とキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ㈱は、オランダのオセ社(Ocè N.V.)製の業務用高速連帳プリンター「Ocè MonoStream 500」および「Ocè ImageStream 3500/2400」「Ocè VarioStream 4650/4550/4450/4400/4300/4200」の計3機種9モデルを9月中旬より発売する。
 新商品の「Ocè MonoStream 500」は、請求書やダイレクトメール(DM)などで使用されている上質紙と普通紙、圧着紙、事前印刷用紙に加えコート紙にも印刷することができ、従来型の電子写真方式と同様の運用が可能なインクジェット連帳プリンター。1200dpi×1200dpiの高解像度と毎分80mの印刷スピードを実現し、高品質と高生産性を両立しながら既存データ資産を有効活用できるなど、顧客の運用面と収益性にフォーカスしている。
 書籍や新聞、カタログ、DMなどの商業印刷市場向けの「Ocè ImageStream 3500/2400」は、リアル1200dpi×1200dpiの高解像度を実現。オフセットコート紙に下地処理を行うことなくフルカラーで印字することができる。優れた用紙対応力により、オフセット印刷機の補完マシンとして、またフルバリアブルのダイレクトメールのオンデマンド印刷機として導入が可能。「3500」は用紙幅30インチ、「2400」は用紙幅20インチに対応し、印刷物の面付け用途によりモデルを選択できる。
 「Ocè VarioStream 4000シリーズ」はデータプリントサービス市場向けインクジェット機「VarioStream 7000シリーズ」の後継モデル。印刷物の種類に応じて現像機やトナーの解像度を使い分けたり、必要に応じて機器のグレードアップを図ったりするなど、柔軟にカスタマイズしながら最小限の投資で導入、運用できる。

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