キヤノン、赤十字、ICRC 世界を知る写真展「ボイス・オブ・アフリカ」を12月に開催
日本赤十字社および赤十字国際委員会(ICRC)とキヤノンは、横浜市のみなとみらいギャラリーで、世界を知る写真展「ボイス・オブ・アフリカ」を12 月18 日から12 月26 日まで開催する。
同写真展は、赤十字による国際人道法 の普及活動の一環として、世界各国・地域の紛争の現状を広く伝えるため、2015 年度から赤十字とキヤノンが合同で開催しているもの。
今年は、アフリカ大陸中央部から西部に位置するチャド湖周辺国(カメルーン、チャド、ナイジェリア、ニジェール)の人道危機をテーマにした内容で、マグナム・フォト に所属する写真家4名が撮影した写真46 点を展示する。写真はICRCにより、4人の写真家、モイセス・サマン氏(撮影地:カメルーン)、ロレンツォ・メローニ氏(撮影地:チャド)、エミン・オーズマン氏(撮影地:ニジェール)、ニューシャ・タヴァコリアン氏(撮影地:ナイジェリア)が2017 年8 月から12 月にかけて現地に派遣され、撮影した。
特に、2019 年8 月に横浜市で第7 回アフリカ開発会議(TICAD )が神奈川で開催されることもあり、あまり知られていないアフリカのチャド湖周辺国の人道危機に焦点をあてている。この地域は、長引く紛争や政情不安、気候変動の影響を大きく受け、240 万人が避難を強いられており、1,000 万人以上が支援を必要としているという。
<写真展 開催概要>
日 時 12 月18 日(火)~26 日(水)11:00~19:00 *18 日は13:00 開場
会 場 みなとみらいギャラリー(神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5)
入場 無料