キヤノン ビジネス向けレーザープリンター「Satera」シリーズ15機種を発売、流通・小売などの大量出力業務から在宅勤務の入出力業務まで幅広いニーズに対応
キヤノン株式会社は5月25日よりレーザープリンター・レーザー複合機「Satera」シリーズの新製品として、A3カラーレーザープリンターの“Satera LBP863Ci”など計15機種を順次発売する。
高速印刷と多段大容量給紙で大量出力業務を効率化する“LBP863Ci”
A3カラーレーザープリンター“LBP863Ci”は、カラー/モノクロともにA4片面で毎分46枚の高速印刷に加え、オプションの給紙カセットの装着で最大3,320枚の給紙容量を実現している。流通・小売におけるチラシや、調剤薬局における薬袋など、一日に大量の印刷を行うさまざまな業務において、用紙交換・補充の手間を軽減する。また、コンパクト設計で、オフィスの机上などスペースに制約のある場所にも設置できる。
帳票出力に適した専用モードで出力業務の生産性を向上する“LBP453i”
A3モノクロレーザープリンター“LBP453i”は、A4片面で毎分43枚の高速印刷に加え、オプションの給紙カセットの装着で最大2,120枚の給紙容量を実現し、帳票印刷において、大量印刷と少量印刷のそれぞれに特化して印刷時間を短縮する専用モードを備えている。
用途に応じた選択が可能で、官公庁・自治体における納税通知書や製造業・物流倉庫における納品伝票など、帳票出力業務を効率化できる。また、従来機種に比べて本体の体積を約8.6%小型化し、設置場所の自由度も高めた。
高速印刷で受付や窓口業務を効率化する“LBP244”、“MF467dw”
A4モノクロレーザープリンター“LBP244”は、A4片面で毎分40枚、A5片面では毎分65枚、ファーストプリントは約5.0秒の高速印刷を実現し、調剤薬局における薬袋などの印刷時間を短縮する。A4モノクロレーザー複合機“MF467dw”は、ADF(自動原稿送り装置)による両面同時読み取りを、従来機種に比べ約3倍高速化している。領収書や処方箋といった小サイズ原稿にも対応し、受付などで使用する紙文書の電子化を効率化する。また、本体パネルをワンタッチするだけで定型業務を実行できる「アプリケーションライブラリ」を採用し、スキャンした文書のクラウドへの保存や、クラウド上のデータの印刷も素早く行うことが可能。
新製品は多段給紙や高速印刷を実現し、流通・小売のチラシなどの大量・高速出力業務に対応する“LBP863Ci”や、コンパクト設計で在宅勤務に適した“MF273dw”など計15機種の豊富なラインアップで、幅広い入出力業務のニーズに応える。
起動時のプログラム改ざん検知などデバイス本体のセキュリティーを強化するとともに、ユーザーが最大4つの質問に回答するだけで使用環境に合った設定を提案する「セキュリティー設定ナビ」に対応しており、専門知識がなくても最適なセキュリティー環境を構築することができる。
さらに、外部クラウドサービスとの連携で文書共有の効率化にも貢献することで、オフィスだけでなくリモートワークの現場でも高い生産性、利便性を実現し、多様な働き方を支援する。