キヤノン ハイエンド・ミドルレンジのモノクロ機発売

キヤノンマーケティングジャパンは9月下旬から、商業印刷やCRD(集中コピー室)、基幹プリント市場など大量印刷向けに、モノクロプロダクションプリンター“Océ VarioPrint 6330シリーズ”の4機種と“キヤノンvarioPRINT 140シリーズ”の3機種6モデルを発売する。
“Océ VarioPrint 6330シリーズ” は、Gemini方式による両面同時印刷で毎分328ページ(A4両面)の高速出力を実現する。カット紙モノクロプロダクションプリンターの最上位機種“Océ VarioPrint 6330” など4機種をラインアップする。“キヤノンvarioPRINT 140シリーズ” は、キヤノンとオセの共同開発製品で、「キヤノン varioPRINT 135シリーズ」の後継機種。従来機種に比べ約4%の高速化を実現する。また、無版でインキを使用しない“Direct Press”を採用。オフセット印刷に迫る品質を再現する。
同社はモノクロプロダクションプリンターの新製品の発表に併せ、ワークフローシステムのProduction Print Flow Manager(PPFM)のバージョン2.1をリリースする。
PPFM V2.1は“モノを作る仕組み”を強化。機能をモジュール化することで導入コストを抑える。注文情報の取り込みから該当データの抽出、印刷機の設定、印刷までの工程を自動化する。新機能の「自動工務設計」は誰でも簡単に工務を設計できる。スキルレスで多能工化を実現し、利益向上、人材確保に貢献する。

VarioPrint_6330
VarioPrint_6330
varioPRINT 140
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