キヤノン セキュリティー機能を強化した広幅デジタルカラー複合機の新製品発売
キヤノンマーケティングジャパンとキヤノンプロダクションプリンティングシステムズは、建築・製造・印刷関連企業や官公庁、グラフィック市場向けに、高画質と高生産性を両立し、セキュリティー機能を強化した42インチサイズ対応広幅デジタルカラー複合機「Océ ColorWave(オセ カラーウェーブ) 3500/3700」を、12月中旬に発売する。
建築・製造・印刷関連企業や官公庁、グラフィック市場では、従来モノクロで出力していたCAD/GIS(地理情報システム)図面などの大判図面をカラーで出力するニーズが拡大している。さらに近年、機密性の高いデータの出力に対するセキュリティー対策の需要も高まっている。新製品の「Océ ColorWave 3500/3700」は、こうしたニーズに応えるシステムとして、高画質と高生産性を両立し、セキュリティー機能を強化したシステムとして発売される。
同システムを活用することで、例えば流通業・アミューズメント業といった企業の、適切な時期に効果的に商材を訴求するための効率的なPOP作成など、幅広いグラフィック市場のニーズにも対応できる。
品質についても、4色のトナーをジェル状にして噴射させるオセ独自開発の印刷技術「クリスタルポイントテクノロジー」により、インクジェット方式の特長である高画質とカラー出力、LED方式の特長である普通紙出力と高速出力を実現。モノクロとカラーの出力を1台に統合し、出力ワークフローの効率化を図るとともに、プリントプロセス全体にわたる高生産性を可能とする。