カグオク 不動産広告を効率化するAI画像加工ツール「カグケシ」がリリース 居住中物件も家具を自動で削除、最短1分で空室写真を生成可能に

カグオク株式会社は、AIを活用して居住中の不動産写真から家具や残置物を自動削除し、空室写真を即座に生成する画像加工ツール「カグケシ」を提供している。
同サービスは、不動産の売却や広告業務において「家具が映ったままの写真は使いづらい」という現場の声を反映して開発されたものである。

「カグケシ」は、同社が提供するデジタルホームステージングツール「カグオク」に続く第2弾プロダクトで、AIを活用した空室化の自動処理により、撮影時に家具が残っている物件であっても、広告や営業資料に即利用可能な“空室写真”を1分以内に生成できる。

残置物0の状態を1分で再現

不動産業界の業務効率化と広告精度の向上に寄与

同ツールは、AIが家具や家電、小物類を自然な形で除去することが可能であり、部屋の構造を保持しつつ、残置物ゼロの状態を忠実に再現する。一般的な画像加工ツールに比べ、高精度かつ自然な仕上がりを実現している。
初回登録は無料で、3枚までのお試し加工が可能。以降の利用も1枚あたり2,480円(税込)と、従来の画像加工代行に比べ、圧倒的なコストパフォーマンスを実現している。また、削除が不十分な場合には再加工が保証されており、実質的に1回分の費用で高品質な成果物を得ることができる。

工事前や買取直後の現場でも即利用可能 業者・オーナー双方に利便性を提供

特に、リフォーム会社や買取再販事業者にとって、施工前や住み替え直後といった空室撮影が難しいタイミングにおいて、「カグケシ」は大きな効果を発揮する。写真1枚から空室を再現できる点は、不動産オーナーや仲介業者にとって即戦力となる。

さらに「カグオク」との併用により、リノベーションのビジュアル提案や原状回復のシミュレーションにも応用可能であり、不動産テック領域における実用性の高いDXツールとして注目を集めている。
今後は2025年5月に「カグオク」の家具配置精度向上、2025年末にはAIと人間の連携による次世代ツールのリリースも予定されており、同社の展開に業界の期待が集まる。

【サービス概要】

名称:カグケシ(KAGUKESHI)
機能:AIによる家具・荷物の削除、空室写真生成
料金:初回3枚無料、以降1枚あたり2,480円(税込)
公式サイトhttps://kaguoku.jp/kagukeshi

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