エプソン販売 乾式オフィス製紙機 PaperLabの新商品「Q-5000」「Q-40」を発売 使用済みの紙を原料として新たな紙を生産し、環境負荷低減および持続可能な社会へ

エプソン販売株式会社は乾式オフィス製紙機 PaperLab(ペーパーラボ)の新商品として、「Q-5000」および「Q-40」を発売した。同製品は環境総合展「エコプロ 2023(SDGs Week EXPO 2023)」で発表した『新型 PaperLab(プロトタイプ)』を商品化したもの。

PaperLab 「Q-5000」メインユニット(左)とPaperLab 「Q-40」紙源プロセッサー(右)

PaperLab はエプソンが 2016 年に発売した。世界で初めて水を使わず、使用済みの紙を原料として、新たな紙を生産できる乾式のオフィス製紙機となっている。
今回発売した、紙源(しげん)プロセッサー「Q-40」は文書の内容が判読できなくなるレベルまで細断し、その紙片をメインユニット「Q-5000」へ投入することで、新たな紙「Dry Fiber Paper(ドライファイバーペーパー)」を生み出す。 繊維化した古紙を結合する際に使用する「結合材」には天然由来の材料を採用した。これにより、地下資源の消費を削減し、更なる環境負荷の低減および持続可能な社会への促進を実現。また、製紙工程の改良により、Dry Fiber Paper を繰り返し再生することができ、紙資源を更に有効活用できる。



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